パーキンソン病と鍼灸
難病治療の鍼灸師 二宮 崇 実績とプロフィール
私は中国人医師の元で多数臨床経験を積み、銀座で有名でした劉鍼灸院の院長、江原病院鍼灸室長を経て、こちらで治療させていただいております。
元治療院では朝日、毎日、読売、産経等の有力紙に紹介されましたので、日本各地から来院される皆様に大変好評をいただきました。
現に今も遠方より来院くださる方が多数いらっしゃいます。
私は慢性疾患、難病治療の臨床と研究に励み、特にパーキンソン病・網膜色素変性症・脊髄小脳変性症・筋萎縮性側索硬化症・多発性硬化症について深く研究し、実力を養いました。私にとって皆様の慢性疾患、難病克服のために中国のハリ治療をお役立ていただくのが私の念願です。
中国針による難病への治療を行なっています。治療には予約が必要です。
体内に残存しているドーパミンを活かす鍼治療。
パーキンソン病は体が思うように動かせなくなる病気で、原因の特定が難しく難病と言われています。パーキンソン病は、正式には、Parkinson症候群と呼ばれる原因不明な症状を指します。
パーキンソン病はドーパミンとの関係が非常に深く、脳内の黒質と呼ばれる部分のドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が原因で、神経細胞との連絡に支障が出て、体が動きにくくなります。
交感神経過緊張状態を解くために副交感神経を刺激
ドーパミンは交感神経を刺激する事により、脳内から放出されます。しかし、交感神経が常時過緊張状態によりパーキンソン病になります。また、便秘を治せとの話は便秘は交感神経を過剰に緊張させ症状を悪化させるからです。
当院の鍼治療では頭部の治療を重視します。頭部と言っても頭部のみではなく、全身を治療して循環を促した上で頭部への治療となります。
全身を治療するのは交感神経過緊張状態を解くために副交感神経を刺激します。副交感神経刺激は腸の運動を亢進し、便秘を解消させます。
また、随伴症状の腰痛や固縮の治療、下肢の柔軟性を改善させます。他、寡動・無動からくる仮面様顔貌の改善の為、顔(眼周囲)も治療します。
ポイントの頭部への治療に関しては運動区や舞踏振戰区と呼ばれるツボを刺激します。運動区はドーパミンに関与し、舞踏振戰区に関しては振戰の抑制を図ります。
頭部刺針によりドーパミン放出を誘発させる
誘発可能なドーパミン量は症状の進行度との関連が強く、症状が進行している場合は効果が見込めません。 その場合、病院でいただいているドーパミン薬を服用していただいてから治療することにより、薬効を高める治療になります。
※治療には個人差があります。
症状に応じた治療
鍼治療は、家族の介助があれば来院できるヤールⅣまで
当然、症状に併せて治療していく事になります。
初期症状のヤールⅠ程度なら片側の緊張・軽度な振戰程度の為、脳の緊張を解く事や便秘解消の自律神経の調節を図ります。
症状が進行するにつれ、腰痛治療や仮面様顔貌の治療が含まれてきます。
ヤールⅢ程度になると歩行障害が顕著になるため、下肢の治療に重点をおきます。
また、ヤールⅤになると寝たきり、完全介護が必要になりなかなか鍼で治療するには難しくなります。鍼治療の限界はヤールⅣまでで、家族の介助があれば来院できるレベルまでです。
ヤールⅤになると外科的な処置をお勧め致します。DBSと言う脳内を電気で刺激しドーパミンを放出させるものです。
知る限りでは都内だと都立府中病院、他自治医大等で行われています。
お薬で治療するのも治療の一つ。
しかし、副作用や薬への慣れ(効きが悪くなる)が現れる場合もあります。
お薬を使いながら鍼治療をするのも、循環を改善させて薬の効きが良くなる事が見込めるためです。
二宮 崇
鍼治療の流れ
【総院長 二宮診療スケジュール】
総院長 二宮の難病治療をご希望の方は下記勤務表をご覧ください。
※ 完全予約制・初診の方の治療は、平日のみとさせていただきます。
診療日 | 診療場所 | 電話番号 |
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月曜日 | 大森駅前治療院 | 03-3768-3033 |
火曜日 | 芝浦治療院 | 03-5445-6600 |
水曜日 | 往診 | |
木曜日 | 月島治療院 | 03-3531-1233 |
金曜日 | 新橋汐留治療院 | 03-6228-5855 |
土曜日 | 月島治療院 | 03-3531-1233 |
施術料金
難病鍼灸治療 初診問診料 別途11,000円(税込) ※完全予約制 |
7,700円(税込) (鍼代含む) |
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ご予約に関しまして
院長の難病治療をご希望の方は下記勤務表をご覧ください。
また、一般的な鍼灸施術に関しましては、各院、常時鍼灸師在中のため、問題なく診療することができます。