多系統萎縮症 よくある質問
- 多系統萎縮症は遺伝しますか?
- 現在のところ遺伝による発病は確認されていません。
- 多系統萎縮症の治療法は?
- 有効な治療法は現在のところ発見されていません。
症状の進行を遅らせたり、緩和するための対処療法のみが行なわれています。投薬、リハビリ、鍼治療などに効果が確認されています。外科的な処置は気管切開など、呼吸を助ける目的で行なわれます。 - 多系統萎縮症の原因は?
- 原因は特定されていません。
したがって、予防することも不可能だといわれています。中年以降、女性よりも男性に発病者が多いようです。 - どのくらいの患者さんがいますか?
- 正確な統計はありませんが、10万人に数人が発病する非常に稀な病気です。
- パーキンソン病との違いは?
- 多系統萎縮症は、パーキンソン病に類似した症状を示しますが、より重症化する例が多く、症状の進行も早いといわれています。
また、パーキンソン病が体の片側から症状があらわれるのに対して、多系統萎縮症の場合は体の両側で均等に症状が進行する傾向があります。パーキンソン病は余命にほとんど影響しませんが、多系統萎縮症の患者さんの多くは10年以内に死亡するといわれています。 - 医療費など公的な補助を受けることはできますか?
- 多系統萎縮症は国の特定疾患治療研究事業対象疾患(難病) に指定されています。
医療費など各種の支援を受けることができるので、お住まいの地域を管轄する保健所にて手続きを行なってください。
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