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脊髄小脳変性症の治療

残念ながら、脊髄小脳変性症に対しての根本的な治療法は現在のところ発見されていません。
ただし、薬物療法によって歩行障害などの症状が改善される例もあるようです。このほか、パーキンソン病の治療薬や自律神経調整薬などが用いられることもあります。しかし、これらの治療薬はあくまで症状を緩和するためのものであり、根本的な改善効果は期待できないことを覚えておく必要があります。また、薬物の効果には個人差も大きく、全く効果を発揮しない例もあるようです。

運動失調に対しては「セレジスト」という薬が処方されるケースが多いようです。オリーブ橋小脳萎縮症を発症している患者さんの場合、約2割に症状を改善する効果が見られたという報告があります。起立性低血圧に対しては、「リズミック」、「ジヒデルゴット」などの薬が処方されます。ただし、血圧をコントロールする薬に関しては、他の薬との飲み合わせや副作用に注意する必要があります。痙攣や震えなどの症状に対しては、「ジフェニルヒダントイン」、「フェノバルビタール」などが処方されます。

薬物療法に取り組む場合、病型や症状に応じていくつかの薬を使い分けることが望ましいので、脊髄小脳変性症においては的確な診断が欠かせないといわれています。この他、排尿障害などに対しても薬が処方されるケースが多いようです。また、タバコやアルコールは脊髄小脳変性症の症状を悪化させる恐れがあるため、極力控えることが推奨されます。薬物療法以外では、リハビリによる症状の改善効果が多数報告されています。

脊髄小脳変性症の治療のリハビリ

積極的な取り組みが大切です

脊髄小脳変性症は、有効な治療法が確立されていないため、リハビリによる身体機能の改善・維持が重要になってきます。理学療法士や作業療法士など専門家の指導のもと、効果的なリハビリテーションを実践することで、主に手足の動きを中心に運動機能の改善が期待できます。

脊髄小脳変性症に対しては、医療の現場でも積極的にリハビリが実践されており、病状の進行を抑えるうえでかなりの成果を挙げています。リハビリに取り組まず病状を放置すると、障害の悪化が懸念されるため、日常的なリハビリに対しては患者やその家族も含め、できる限り積極的な取り組みが望ましいとされています。医療・福祉施設などで実施する定期的なリハビリに加え、毎日の運動や体操など、継続的な取り組みほどより良い効果が期待できるようです。習慣として体を動かすことが何よりも大切だといえるでしょう。

ただし、運動障害には怪我のリスクが伴うため、やはり専門家による適切な指導が欠かせません。自力で生活する場合は、家族や専門家のサポートを得ながら、家の中に手すりを設けたり、補助器具を用いたり、何らかの対策を講じましょう。

リハビリは言語障害に対しても効果的です。具体的には、腹式呼吸のトレーニングを行なったり、唇、舌の動かし方を学んだりして、よりクリアな発音ができるように練習します。言語障害の場合も、できるだけコミュニケーションを取ろうとする本人の積極的な姿勢、根気強く話を聞こうとする家族の姿勢などが大切になってきます。

リハビリテーションやケアの種類

歩行訓練歩く能力の低下を予防し、歩行能力に応じて自助具を使い分けて行う。
自助具: 伝い歩き、介助歩き、杖、歩行器、押し車、車椅子など
重量負荷重し付きの靴をはいたり、ふくらはぎに重りをつけて歩くことにより運動失調の進行を遅らせる。
弾性包帯足を弾性包帯で巻くことにより、歩行障害や起立性低血圧を防ぐ目的がある。
拘縮予防身体を動かさないために関節周囲の軟部組織が硬くなり可動域が制限される。自動運動と他動運動を行い関節を動かしていく。
言語障害話しにくい場合は、筆談を行うようにする。話す時もゆっくりわかりやすいように話しかけたり、しっかり聞く態度をみせるようにする。
嚥下障害飲み込みやすい食品の形や大きさや硬さにして食べやすい状態にする。急がずにゆっくりと口に少しずつ食べ物を入れ、しっかりと噛むようにする。

【総院長 二宮診療スケジュール】

総院長 二宮の難病治療をご希望の方は下記勤務表をご覧ください。

※ 完全予約制・初診の方の治療は、平日のみとさせていただきます。

診療日診療場所電話番号
月曜日 大森駅前治療院 03-3768-3033
火曜日 芝浦治療院 03-5445-6600
水曜日 往診
木曜日 月島治療院 03-3531-1233
金曜日 新橋汐留治療院 03-6228-5855
土曜日 月島治療院 03-3531-1233

施術料金

難病鍼灸治療
(初診問診料 別途3,240円)
※完全予約制
7,020円 (鍼代含む)

ご予約に関しまして

院長の難病治療をご希望の方は下記勤務表をご覧ください。
また、一般的な鍼灸施術に関しましては、各院、常時鍼灸師在中のため、問題なく診療することができます。


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